麺仙人
2020年01月13日
大江にオープンしたうどん屋さんへ行ってまいりました
2020/01/07訪問
お店のはす向かいにある提携駐車場に車をとめ
開店直後の11時半過ぎ入店
カフェのような雰囲気の灯りを抑えた店内
大きなビールサーバーに目を奪われながらも、奥のテーブルにつき
メニューを見ると
温うどん・そば、ぶっかけの冷うどんの三本を柱にそれぞれのトッピングメニュー
他はご飯ものと、小籠包、さらに壁の黒板に書かれた一品メニューが準備されていました
九州はゴボ天うどん!
の、思い込みの下注文を通し
しばしの後

菊池ごぼう天うどんです
熱々の博多風スープに

少しねじれた平打麺が泳ぎます
一見、WESTのうどんにも似た印象ですが
それよりも、はるかに上品に仕上げられておりまして
特にスープは、薬味や天かすの量に気を付けないとバランスを崩してしまうほどの繊細さを持っています
そこに泳ぐうどんも、柔いながらもしっかりとしたコシを持っておりまして
熱々のスープにさらされても、最後まで食感が変わらないものでして
どちらも店名に仙人を謳う事にも納得の仕上がりです
また

別皿で提供されるごぼう天も
外はさっくり、中はほっくりと揚げられておりまして
塩だけで十分と言いますか
スープに浸すことすら躊躇してしまう仕上がりです
ごぼう天うどんが650円と、熊本のうどん屋さんの中でも少しお高めの値段設定ではありますが
食後の満足感は、それを補って余りあるものですし
食事をさっと済ますお店ではなく
ゆっくり食事を楽しむカフェ的なお店だと捉えると
それも適正な設定のように思います
さらに、メニューを見て気になった小籠包も追加したところ

生麩のようなもっちりした食感の皮に包まれた一品がやってまいりました
小籠包は溢れるスープを楽しむものだと解釈していましたが
此処の小籠包はスープと皮のハーモニーを楽しめる独自の仕上がりです
再訪確定です
次回も恐らく昼になるとは思いますが
夜の早い時間に訪問し
小籠包やごぼう天をあてに軽く一杯たしなんでから、うどんで〆る
そんな使い方もしてみたいお店です