2022年11月小国の旅
2022年03月21日
2021/11/10
昨年秋の話になりますが、熊本再発見の旅を利用して小国へ行ってまいりました
予約段階での目的は、自転車で小国の街を回ろう!
であったのですが
生憎の雨模様でしたので
10月に買った折り畳み自転車2台を泣く泣く家に残し朝8時過ぎに家を出発
ゆっくり車を走らせること三時間ほどで一軒目の

小国蕎麦街道の鬼笑庵に到着

11時過ぎに紅葉に彩られた川沿いのお店に入店
運良く空いていた半個室に通され、メニューを吟味した上で
丁寧な接客をされるスタッフさんに
とり天のセット2つと店頭で栽培されていた椎茸の天ぷらをお願いし

窓の外に広がる落葉と川の流れのコントラストが素晴らしい風景と
非日常感を楽しむことしばしの後

笑膳・いいとこ取りセットです

山かけそばと

おろしそばの2種でして
爽やかな風味の細めのお蕎麦に甘めで少し重めの九州的な蕎麦汁が楽しめます
天ぷらは

通常はとり天ですが

お店の計らいで一つは舞茸天に変更していただきました
さらに店頭で栽培されていた

椎茸の天ぷらを追加
美味しいお蕎麦と地物の天ぷらを堪能いたしました
小国のそば街道で何故とり天?
とも思っていたのですが
よく考えれば、少し東に走れば大分県なので良しとしましょう
移転前の戸無の蕎麦屋さんに似た非日常の雰囲気の中でリーズナブルに本格手打ちそばがいただける優良店です
周辺のお店を全件回ったわけではないので断言はできないのですが
今後、この周辺では、優心さん、隠庵さん、草太郎庵さんに並んで選択の上位に上がってくるお店です
そんなお店を滞在時間一時間ほどで後にした私たち
小国の道の駅の品物をしばらく物色した後に


13時半過ぎにお宿に到着
前もって
「早めに行ってお昼ご飯をいただきます」
と、伝えてはいたものの
少しの不安と共に入店すると、思いのほかスムーズに席に通されました
支配人さんは、一回しか泊まったことがない私たちのことを覚えていて待っていてくださった様です
お食事処に通され、いつもの如くメニューを熟読していると
夜にざるそばが出ますと伝えられましたので
変わりメニューをお願いし
しばしの後

お昼の五色割子蕎麦です。

えび天

うずらの卵

山芋

大根おろしと
撮り忘れましたがオクラとろろの5品です
ほんのり香る細めの田舎蕎麦に少し甘めの軽やかな蕎麦汁ですが
ここのお蕎麦の真の実力はざるそばで発揮されるのではと
少し複雑な気持ちになりながらも

支配人さんが特別に準備してくださった蕎麦湯まで堪能いたしました
尚、予約を取ろうとお店のHPを拝見したところ
割子そばはメニュー落ちしているようでしたのでご承知おきください
他のお客さんがいなくなったお食事どころで、まったりした時間を楽しんでいると
15時を待たずにお部屋の準備ができたとのことで
外の景色が眺められる角部屋に通していただきました
昼時からお宿に居座る
そんな面倒な要求をしたと思い恐縮していたのですが
支配人さん曰く
「観光ができないときは早めに来てくださって結構ですよ、12時に来てゆっくりお酒を楽しまれる方もいらっしゃいます」
とのことでしたので、今後もご厚意に甘えさせていただくことになりそうです
また、お部屋に準備されるウェルカム和菓子もお腹がいっぱいだろうからと

ラップをかけて冷蔵庫に入れておいていただけました
こういうちょっとした気遣いが本当に嬉しい限りです
さて、ここから夕飯の18時半まで温泉タイムでして


慌ててを二つの温泉を貪った後、お食事会場に戻ります
この日のお食事は













すべてが丁寧に仕上げられた美味しいお食事ですが
ここの川魚の塩焼きが絶品でして
釣り堀を兼ねた養鱒場や観光地で出されているものとは別次元ですので是非食べていただきたい逸品です
そして

オリジナル焼酎も欠かせません

お部屋に戻り、軽く休憩をしたのちに


さらに二つの温泉を堪能し私は焼酎にやられ寝落ち
相方はさらに温泉を楽しんでいたとのことでした
翌朝早めに起きて

温泉に浸かってから
朝のお食事会場に戻りテーブルに着くと
「最後のお食事なのでゆっくり食べてくださいね」
とのお言葉が・・・
私達は「ご飯をいっぱい食べに来る泊り客」との認識をされたようですが
その通りなので気にしないことにします
さて肝心の朝ごはんですが前回と同じような構成でして






前回同様とにかくお米が美味しい
さらに焼き鮭が皮まで旨い
シャケで一杯、小鉢で一杯のペースで食べ
おひつにお米一粒たりとも残さない勢いでいる様子を見られて
ご飯ならいくらでもありますよ!
とのことで

お櫃にお代わりまで頂いたり
せっかくの朝ごはんを残しまくる隣客に怒りを覚えたりしながら

前日のカブの皮を使ったであろう浅漬けのお茶漬けで〆といたしました
黒川温泉のように浴衣で散策したりする立地ではありませんが
「温泉と食事があればそれで良い」と割り切れる方にならば間違いなくお勧めできるお宿です
尚、今回お見送りは若手に任されていまして
支配人さんの接客を若手に受け継いでいく姿勢が見えましたので
今後も末長く心地の良い体験ができるお宿として続いていくことだと思います
コロナの状況次第ではありますが、次は6月の鮎の季節に再訪予定です
お宿を後にしたものの全くの無計画であった私たち
一旦、南小国の道の駅まで移動し
作戦会議という名のもとに、私一人が必死になってWEB検索をかけていると
地獄蒸しなる魅力的なワードがヒットしましたので
地元の方には
「みんなのフレーィン♪わーくわーくフレーィン♫」
のテーマソングでお馴染みであろう地元のスーパー、フレィンで食材を少々購入し
小国の家族湯施設へ向かいました
地獄蒸し単体での価格設定はなく、温泉利用者は無料で利用できるとのことでしたので
先ずは温泉の受付を済ませお部屋に移動

入り口横の料金箱にお金を入れると


ものすごい勢いでお湯が出てきて、間も無く満水になりました
最初は白濁しているお湯が空気に触れて次第に青みを帯びてくるようです
さっぱりした湯上がりの良いお湯をひとしきり楽しんだ後に
本題の地獄蒸しだったのですが


無料のためか、皆さまマナーがあまりよろしくはなく
大量の食材を持ち込み複数の窯を占拠していたり
そのことに文句を言ってスタッフさんに注意させた常連さんが同じことをしていたり
さらに蒸し具合を確認している隙に釜を横取りされたりと
平日の昼前でもそんな様子でしたので
ハイシーズンの土日はさぞかし凄いことになるかと思います
お金を取って時間制にするか
食材持ち込み禁止にして、管理棟で売ってる食材のみ利用できるようにしたほうが良いのではと思います
そんなこんなで温泉をあとにし、次のお店探しに向かったのですが
近隣のお店はアイドルタイムに入っていましたので
ひとまず小国を後にし阿蘇道の駅に向かいます

阿蘇の道の駅はリニューアルされたのか
サイクルラックやサイクリスト用の更衣室にシャワー室
さらにレンタサイクルまで用意されており
阿蘇市を上げて最近流行りのサイクリストを呼ぼうとの意図が溢れていました
ここを拠点に阿蘇をぐるっと回ったり、輪行でここまできて自転車で熊本市街に戻るとか
私にはまだ遠い話ではありますが、色々と楽しめそうです

雨がまだ降ってましたのでキャプテンウソップに挨拶だけして
再建された南阿蘇大橋経由で南阿蘇へ向かいます
この時点で16時過ぎ
周辺のお蕎麦屋さんは閉まっている時間ですが
いつもの蕎麦道場なら開いていますので

毎度おなじみのかけそばを頂いた後高森駅へ

フランキー像が鎮座していらっしゃいました
先のウソップ像と違い、誰も写真を取りに来ない・・・
海列車繋がりでこの場所なのでしょうが
南阿蘇鉄道が全面復旧してからが良かったのではと思います
それまではもう少し人が集まる場所においてそのうち移設するとか
フランキー像に限った話ではありませんが
もう少し上手く使えば良いのになと思います
熊本地震からの復興の意図からはずれますし、麦わらの一味ではありませんが
エースやサボの銅像を人吉あたりに設置するとか
県をあげてワンピースをうまく利用すれば観光の方も来るし
地域も盛り上がりそうなものです
そんな話をしながら高森を後にし家路につきました
次回の阿蘇の旅では自転車で車では見つけられないスポット巡りを!
と思っているのですが、6月末に宿の予約を取っており
梅雨真っ盛りの季節であることから
今回と変わらず、無計画の旅になりそうです
今回も美味しく頂きました
ごちそうさまでした
七城温泉ドーム
2021年08月19日
七城の温泉施設の食堂へ行ってまいりました
2021/7/28訪問
温泉、サウナに2つの温度が違う天然水の水風呂をひとしきり楽しんだ後
12時半過ぎ、食券を購入後お店に入店
席は食堂のテーブル席と大広間の座卓から選べるようになっていまして
食券を渡す際に予め決めておいた席番号を伝えるシステムになっておりました
よくわからないまま・・・
「そこにします!」
と、近くの席を指定し
平日でも程よく賑わう店内の様子を眺めながら待つことしばしの後

ちゃんぽんです
あっさり塩スープに

もっちりした食感のちゃんぽん麺
どことなくサッポロ一番の塩ラーメンを思い出すスープに
しっかり炒められた野菜の旨味が深みを加えます
意外とボリュームがありますが
脂控えめなのか軽く食べ切れてしまいました
塩スープ以外にはこれといった特徴のないチャンポンですが
野菜は地元七城産とのことでして
地味な主張ながらもこのお店の名物にならんとしています
他にこのお店の名物として手羽先がガンガン売れていましたので
次回は食券購入後にカウンターで手羽先などのおかずをゲットし
大広間でゆっくりと頂く
そして一眠り・・・
そんな、この施設の正しい楽しみ方を実践したいと思います。
メロンも一切れ150円で販売されていましたのでお好きな方はぜひお試しください
今回も美味しくいただきました
ごちそう様でした
自家製粉手打ちそば逐拓 (5)
2021年08月14日
2021/7/25訪問
11時過ぎに入店
時計の音が聞こえる静かな店内
カウンター代わりの大テーブルに付き
注文を通し、しばしの後

おろしそば・並盛です

季節柄、香りは控えめですが
喉越しの良い細めのお蕎麦 に少し辛めの蕎麦汁
薬味はわさびのかわりに大根おろしとなりまして
きちんとおろしたての辛味大根を使ってます
これはかなり大事なところでして
お蕎麦の風味を損なわずにピリ辛風味が楽しめる
夏はこれ一択かもしれません
今回もお美味しくいただきました
ごちそうさまでした
麺処 あすけ
2021年05月30日
菊池に新しくオープンしたラーメン屋さんへ行ってまいりました
2021/4/23訪問
店横の広い駐車場に車を停め
夜の部の開始に合わせ17:30入店
清潔感のある店内のテーブルに付き
熊本駅の天外天で見かけた気がする店主さんに注文を通し
しばしの後

ラーメンです
コラーゲン感溢れる中濃豚骨スープに

ストレートの細麺が馴染みます
リスペクト先とは香味野菜の扱いが違う感じで
生姜の風味が際立った
このお店独自の他には無いスープですが

卓上のニンニクパウダーを多めにかけるとリスペクト先に近い印象になります
先ずはニンニクパウダーなしで素のスープの風味を堪能し
替え玉と同時にニンニクパウダーを大量投入しリスペクトの味を堪能する
それがこのお店の正解だと思います
今回も美味しくいただきました
ごちそうさまでした
自家製粉手打ちそば逐拓 (4)
2021年05月06日
久しぶりに泗水のお蕎麦屋さんへ行ってまいりました
2021/4/23訪問
12時過ぎ、9年前と変わらぬ雰囲気の店内に入店
テーブルに付き、注文を通し
年代物のかけ時計の音が響く静かな店内で待つことしばしの後


もり蕎麦・中盛です
香りの良い細めのお蕎麦に少し辛めで軽やかな蕎麦汁でして
泗水の美味しい水を生かすためか
蕎麦の水切りはあえて弱めに仕上げられているようです
中盛りでも一般的な大盛りのボリュームと言いますか
江戸そばを謳うお店の3枚分はありそうなボリュームで800円!
本格手打ちのそば屋さんの価格設定にしては破格だと思います
これはご主人が趣味でやっているのか、ワンオペで経費を削っているのか・・・
10年ほど前・・・
熊本でも、新規のお蕎麦屋さんが次々にオープンし
今でも続いているお店は・・・
と、言った今日この頃ではありますが
情報がないと先ず訪れない場所で10年にわたり営業を続けていらっしゃる
隠れた実力店でございます
泗水周辺の日帰り温泉とセットで今後のお世話になる回数が増えそうなお店です
今回も美味しくいただきました
ご馳走様でした